2006年11月 2日 (木)

チェコアニメ映画祭(とお買い物♪)

段々寒くなってきたなーと思ったら、もう11月です!私は昨日、黒いブーツを買いました。もう、清水の舞台から飛び降りるくらいの勢いで、44,100円もするブーツを買ってしまいました・・・。

いやね、前から欲しかったんですけど、私の条件に合うものがなかなかないんですよ。

1:余計な飾りのないシンプルなデザインであること。

2:ファスナー開閉であること。

3:(ここが一番大事。)ヒールが太く、高さが5cm以内であること。

4:つま先が尖りすぎていないこと。

やっと・・・見つけたんですよ。まぁ、物持ちがいいほうだから、長くはいたら元は取れるはずです。(ちなみに茶色と、茶と黒のツートーンカラーのものは、同じ値段ですが、完売してしまったそうです。取り扱っているのは、IENA藤井大丸店です。)

ところで、昨日、お買い物の前に、『チェコアニメ映画祭』を観に、京都シネマに行ってきました。

チェコアニメのイメージと言えば、日本のアニメと違って、素朴なイメージで、絵本に近いイメージを持って観にいったのですが、もちろん、そういう作品もありました。

その代表的なものが、パレチェク製作の『ちびトラちゃん』

怖がりな小さなトラが、病気のお母さんを救うためにお医者さんを呼びに夜道を行くのですが、最初見たときはどう見ても子猫。(笑)あまりにも臆病で、途中大人のトラたちに臆病だから、縞模様を取られてしまったり。

これは本当にほのぼのした楽しい作品。色彩も綺麗でした。

あと、ポヤルの作品、『動物が好きな男』もなかなか楽しいお話でした。一人暮らしの寂しいおじいさんが、最初稚魚を買ってきてえさをたくさん食べさせていたら、どんどん大きくなって、鯨になってしまったり、子犬を飼ってきたと思っていたら、像にせいちょうしてしまったり・・・。最後は猫を飼うのですが、とうとうお爺さんはなくなってしまいます。少し悲しいですが、これも可愛らしいお話です。

かとおもえば、ちょっと怖いお話もあったりして・・・

タイトルは、『復讐』

若い男が愛する女を奪った相手を殺すために悪魔から魔法の手を買う。男は相手を殺し、絞首刑になるが、その後も悪魔の手は生き続け・・・・

そう、こういう毒のあるところもこの国のアニメの特徴のようです。

後、台詞はないけど、ふきだしの形が像になったり、ぱずるになったりして、いろんなことばが大きな話になったりするさまを描いた、『ことば、ことば、ことば』

色んなニュースや、新聞の情報は、毎日肉をむさぼるようにして仕入れるけれど、やがて風化していくことを風刺した作品、『メディア』

どれも5分から10分程度の短い作品なんですが、リアリティーを追求している日本のアニメと違って、見ているほうのイマジネーションが膨らんでいく幹事の作品がとても多かった。

可愛くて毒のある感じも、もちろん私好みでした。

この映画祭は11月10日(金)までやっています。

※プログラムはA~Dまであります。時間によって違うので、確認してから観にいってくださいね。

とにかく、可愛い物好きにはお勧めです☆

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2006年6月16日 (金)

映画『嫌われ松子の一生』

ついに、ついに観てきました。

日頃私が観ている映画というのは、どちらかというと平和で、そんなに事件も起きない、優しい感じの作品ばかり観ていました。この間ご紹介した『花よりもなほ』や、紹介はしていませんが、大好きな作品、『かもめ食堂』とかもそうですよね?

でも、この作品は怒涛のごとく色んな事件がおきます。まず、中学校の音楽の教師だった頃、担任のクラスの生徒の一人が修学旅行先でお金を盗んだことがきっかけで、その生徒を信じると言っておきながら、事件自体を無かったことにしようとして、ほかの先生のお財布に手をつけてしまう松子・・・。それが発覚して、教師をクビになるところから転落の人生が始まります。

まず、作家志望の男性八女川(宮藤官九郎)ですが、作品を書くことがうまくいかないことが理由で松子に手を上げる、蹴り倒す・・・。しまいには「生まれてすみません」なんてメッセージを残して踏み切りで自殺するし。

とにかくね、松子が出会う男性出会う男性、みんな暴力的、ろくでなしばっかりなんですが、当の松子は結構一途で盲目的、で、凄い浅はか・・・。

八女川の次に付き合ってたのが、八女川の友人と言うか、ライバルだった岡野健夫。この人とは不倫で、水曜日にしかあえないけれど、料理を作って嬉しそうに小躍りする松子。(このシーンはミュージカル風の演出になっていて、見ている分には楽しいです。)

やめときゃいいのに、ある日岡野の家に ピンポーン ってチャイムを鳴らして、奥さんの顔を確認・・・。「この女になら勝てる!」と思ったのもつかの間。結局ばれてしまい、最後の岡野の捨て台詞は、「八女川と同じ物を持てば、やつに勝てると思った。」「君の体は良かった・・・。」

で、松子の浅はかな行動その1!八女川といたときも「ソープで働け!」と言われていましたが、体が良かったと言われたからという理由で、トルコ嬢になってしまいます・・・。

その後、トルコでトップに君臨しますが、結局若い子たちに抜かれてソープを首になってしまいます。

その後、一山当てようと声をかけてきた小野寺保(武田真治)が、松子が稼いだ金をほかの女につぎ込んでいたことが発覚!逆上した松子は殺人を犯してしまいます。

次はこの映画に出てくる中では一番まともな理容師、島津とは、松子が自殺しようとしているときに出会うのですが、観客としてはこの人と一緒になってほしかったんですが、警察に居所が発覚し、8年間服役しているときに別の女性と一緒になってしまう・・・。

ことごとくツイてない感じがします。でもこれって、同性の友人がいたら、ストッパーになる人がいれば人生変わるんじゃないのかな?って思っていたら・・・いました!

服役中のときに知り合った、沢村恵と言う女性が出てくるんですが、この女性は元女囚、おまけにAV女優なんですが、この際そんなこと関係ありません!この人は本当に松子と何でも話す仲だったし、本当に心配してヤクザの男性と同棲している松子の家までやってきて、別れるように説得します。が・・・それでも松子はこの人となら地獄に落ちてもいいとまで言い切る・・・。

もうここまでくると、何もいえなくなります。どこまで純粋で、あほなんだよ!

こんな人生、絶対まねできないし、したくはないけれど、果たして女性として一人の男性をここまで愛せるのかと問われると、私はちょっと自信ないですね。というよりも、暴力をふるう男性は、私の場合はもうその時点でアウト。松子は一人でいるより暴力をふるわれても愛する相手がいた方がましだと言っているけど、私はぶたれるくらいなら一人でいることを選ぶだろうな・・・。

愛されることを心のそこから欲していた松子。愛されていないと思っていたけれど実は・・・。

映像としてはかなり強烈だし、良くも悪くも刺激の強いシーンが沢山出てきます。だから子供達にはお勧めできませんが、不幸なだけでは終わらない、じんわりとした切なさが胸をうちます。

中谷美紀本人の歌も良かったけれど、女囚役で出ていた、AIの歌がかっこよかった!

エンターテイメントとしては傑作だと思います。

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